一体感は何から醸成される?具体的なポイントについて

組織の一体感について

自身を持ってうちの組織はある!と答えられる人は少ないでしょう。

もちろん私もその中の一人です。

 

そんな私でありますが様々な組織を経験する中で

一体感のある組織に共通する項目を見出しておりますので

お話させていただきたいと思います。

 

  1. 時間を大切にしていること(相手の時間を奪わないこと)
  2. 解釈が揃っていること

 

1つめ

今の時代、少しの時間の間にどんどん物事が決まっています。

いわゆるボールを持った状態の時に周りの人にどれだけ配慮ができるか

(自分が判断しなければいけなく、自分の後に誰かが仕事をすること)

ここがポイントになります。

◯日に打ち合わせが入るかもしれない、その場合は✖️の準備をお願いします。

そのために必要なのは◁で、その打ち合わせがあるかどうかは状況を▪️日までに

伝えます。

といった形おんコミュニケーションです。

相手の時間の解釈の幅をもたせないことが大事です。

 

2つめ

解釈が揃っていること。

ひとつの事柄が起こった際の解釈の仕方は様々あります。

緊急の案件が起こった際になにをすることが正しいのか

それはなぜか?

ある企業ではトップのみにエスカレーション

ある企業ではトップとさらに上にもエスカレーションなど様々あると思います。

その中でできるだけ、なぜそういうことをしなければいけないのかの

理由も含めて会話をすることが認識を合わせることにつながります。

また最終的に必要なことは責任者がその認識にお墨付きを与えるか

間違っているため是正するということです。

最終的に解釈の仕方はトップの解釈に沿ってきますので

ここがぶれるとどうしようもありません。

*決められないトップが招いた悲劇の話しはまた今度します。

 

概ねこの2つが揃っている組織は時間が経てば経つほど

信頼が醸成されていきます。

 

しかしながらこの1.2を実施したところで

コミュニケーションの土台にすら立てないこともあります。

 

たとえば全組織で散々責任者に対する不信感が積もった時

参加しているメンバーにかなりの問題があるとき(未熟、わがまま)

わかります。

辛いですよね。なんでこんなメンバーがいるのだと・

 

そんなときはその未熟なメンバーからも信頼を得てください。

あなたがトップで人事を振るえない場合は。

未熟な人、わがままな人それぞれに言い分があります。

未熟な人はだいたいキャパが足りず、感情のコントロールも苦手です。

仕事のクオリティを落とせばなんとか対応できるでしょう。

 

わがまま人 大変ですよね。

まわりにも悪影響を与えます。自分都合でまわりを振り回す人。

そんな人がいる場合にはできるだけ全体の場で合意形成を取ってください。

みんながいる会議での決定事項を作り、そこで決定したことをモニタリングするのです。それが一番良い手段です。

またわがままな人に対しても「目を見て話す」とか「人の話しを最後まで聞く」とか

そういう当たり前のことは言わないこと。

だって言っても変わらないじゃないですか(笑)

ただひたすらに、全体の場で解釈をそろえていくことが大事です。

その中で全体のルールにのっとって運営をしていきましょう。

 

またこういう件については都度

ちゃんと動いているメンバーで認識をそろえておくことも大事です。

そして的確に上位者の耳に入れ続ける。

そんな地道な対応が大事になります。

 

いろいろ書きましたが最も大事なことは大きな心で対峙すること。

仕事で相手に求めるレベルがあるからこそイライラします。

思い切って求めるレベルを下げてみることが遠回りに見えて実は近道かもしれませんよ。

問題児の人たちも組織での行動や、仕事ができないだけで

仕事を抜きにしたら、普通に仲良く過ごせる人かもしれません。

 

本日は以上になります。