強い組織と弱い組織

社会人として1社に9年勤め5つの組織に所属した。

 

組織にエネルギーが漂っている組織3つ

停滞している組織が2つであった。

 

エネルギーが漂っている組織

①皆が業務に対して前向き

②皆が仲が良い

③モラルがある(マイナスになる言動をしない)

 

停滞している組織

①自分の役割はやるが人への関心はない、もしくは人のせいにする

②皆、表面上は仲良く振舞うがプライベートなどでの交流はない

③モラルがない(マイナスになる言動が生まれる)

 

ざっとこんなものだろう。

驚くことにこれは会社組織だけではなく過去に所属したクラブ活動などにも共通して言うことができる。

継続的な参加があり、何かしらの目的がある組織においては必ず起こることなのだろうか?

 

エネルギーがある組織とない組織の違いは何だろう?

ざっと思い浮かぶところで言うと

 

人材採用のミスマッチ、ビジョンの不明確さ、正しいこと正しくないことが曖昧、

相互の信頼のなさ

 

こんなところが思い浮かぶ。

採用のミスマッチについては本質的な問題だが、ミスマッチと思えた人材が

活躍することもある。

 

つまりはビジョンのなさ、正しさの線引き、相互の信頼が問題なのだろう。

ビジョンがなくてもうまくいく組織もあれば

正しさが曖昧でもうまくいく組織もある

しかしながらお互いの信頼(業務上も人間としても)

がないままでうまくいく組織は珍しい。

 

私も厳しい組織の時は頑張ってビジョンを作ったり、ルール作りに励んだりしてきた。しかしながらそれはほとんどうまくいかなかった。

 

なぜそんなことをやるのかと言う人もいれば

時間がもったいないという人もいた

みな、今の状態が良いとは思っていなかったが

そこまでしたいとも思っていないようだった。

何かをやろうとした所で、失敗し誰かに揚げ足をとられることが嫌だったのだろう。

結果として細かなミスを叩き合うそんな組織であったと思う。

 

今になって思うことは、その時に成果を出せたかどうかはわからない。

とにかく業務はもちろんそうだがそれ以外の信頼構築もすればよかったと

考えている。

 

信頼とは=安心といっても良いかもしれない。

この人は裏切らない。この人の前なら失敗しても大丈夫だ。

そう思えることで人は力を出そう、チャレンジしようと思うのかもしれない。

 

私は特に仕事においては「信頼」を基軸として動くのではなく

事業の「ミッション」と「役職」で動いていた。

人としては嫌いな上司だが「上司」という事で動いていた。

信頼を軸に動く人の行動がわからなかった。

事実とは「数字」「発言」「行動」と信じその裏にある「感情」を

あえて無視をして動いてきた。

結果として顧客評価は高くとも社内評価はそれほどあがらなかった。

「信頼」は「事実」ではなく「解釈」から生まれる。

どんなにだらしない人であっても「助けたい」「目をつむろう」

と思われる人がいる一方で

正論は言うものの「話を聞きたくない」「つっこみたい」と思われる人がいる。

特にそれは「話をしっかり聞いてくれる(ように見える)」

「私の事をわかってくれている(ように見える)」といった感覚的な事が大事なのだろう。

もし一人から組織を変えるのであれば

この「感情」と向き合うことが大事だろう。

こちらから心を開き、本音を語り合う仲で信頼関係は醸成され「この人だったら協力しても良い」と思われるようになれば、組織は是正されるだろう。その上でビジョンの策定、正しさの線引きがうまく回り出すはずである。

 

ただし組織長などキーマンになるはずの人間が

積極的に約束破りなどでこれを壊しにくるケースがある。

そのような場合はしたたかに味方を多く作り多数派工作を実施することが吉だろう。

 

さらにもう1点

組織の信頼作りのプロセスと組織のジャッジメントは異なるプロセスを踏むべきだ。

信頼や感情ばかりを気にするあまり正しいジャッジメントができず

事業が遅れてしまうことが多々ある。

物事がうまくいかないと組織に亀裂が入ることはままあるのでその点は

気をつけなければならない。

 

強い組織とは連綿と過去の信頼関係のベースが土壌として作られているのだろう。

その一歩目を踏み出すのは自分でありたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世間の風潮というものについて(キュレーションサイトや残業について)

2016年に日本のビジネス界隈で大きく世間で話題なった事件とは

以下の2つではないだろうか?

 

www.yomiuri.co.jp

 

 

 

www.bbc.com

 

今まで言葉は悪いが「当たり前のように存在していた事柄」

センセーショナルな事件をきっかけに、SNS などを通じて一気に拡散

一躍社会問題となった。

 

Welq事件はGoogleの検索ロジックの変更にまで影響を与え

電通事件は企業全体の残業禁止に拍車をかけた

 

TVの報道はもちろんそうだが

SNSなどによる個人の意見をきっかけとした拡散は本当にすごかった。

 

私は検索ロジックの変更も残業禁止も大賛成だ。

今回話たいことはそういった類のことではない。

 

誰しもが目をそらしていることは当然あるはずで

盗用問題も過労問題もその一つだったわけだ。

これからはたとえば 賃貸経営サブリース問題、高齢者運転免許問題、など

様々な「あれっ?」と思うことが何かをきかっけに是正されゆく社会となるだろう。

 

そのような社会でいきて行くために何が大事かというと

ずばり本質を見抜きその上でどう行動するかを認識することだろう。

 

残業問題の本質とは下記のようなことではないだろうか?

 

本質

→残業が増えているのは「上司のyesや満足が得られない」ことが本質

 つまり上司の責任

→上司の都合に合わせた資料作成をする

→上司から頑張っているように見られるため残業する

 

本質を理解した行動

→「上司のyesと満足を得るために」

→上司の特徴、特性を理解した上で満足するポイントを明確にする

→上司から頑張っているように見られるための工夫をする

 

個人として行き着く思考として結果としてよくない思考は

上司の期待に応えられていない私=人間としてダメな私

といった間違った考えに陥ってしまうことだ。

そんなことは決してなく

上司の期待というのはその人の感情も含めた中で形成されるものなので

またそのポイントも実はいくつか明確にあったりする。

そのポイントを理解していないということを事実として理解する必要がある。

 

*本当にダメな人はそんな自己反省はしない

*時たま自分はダメだといって周りの関心を惹こうとする人もいる

 

それでは物事の本質と異なったことがまかり通っている世の中でも

良いのかという疑問は当然その通りだと思う。

しかしながら世の中とはそんなもので、もし本質をみなが理解しながら

いきていたらとんでもなく生きにくい世界となってしまう。

*「なぜ結婚したら男の姓になるのか」など考えるだけで

おかしなことが多く発見されてしまう。

 

その現実を理解するだけで、ずいぶんと心は楽になるのではないだろうか?

もちろん業務上必要とされたスキルのレベルUPは常に必要。

 

ここまでが実はSNSなどが流行する前の時代の話。

 

これからは、今までおかしいなと思っていたことに対して

いっきに世界中から声があがり、あっという間に拡散する時代となる。

それでも、そこであがった声が社会の仕組みとして定着するには時間がかかるはず。

残業の問題も声が上がり始めたのは小室淑恵さんが登場し始めた2010年ごろでは

なかっただろうか?

蓄積されたノウハウなどがいっきに爆発したのが2016年の電通事件。

社会の声としてあがってから約6年もの月日が流れている。

 

しかしながらここでご理解いただきたいのは

時間はかかるけれでも、その中で世の中は正しい姿に流れていくということだ。

そして必ず正しい姿に流れていくのであれば

「これはおかしい」と思ったこと「これは是正しないとまずい」と思ったことに対してはなんらかの具体的な行動を起こしていくべきだ。

小さな社内のことでもそうかもしれない。

コンプライアンスが今ほど叫ばれなかった時代の情報管理など

本当にひどいものだった。

それでも気づいた時から言い続けることでその職場の雰囲気は変わるかもしれないし

時間が経った時にやっぱりあいつが言っていたことは正しかったと

そうなるかもしれない。

その時あなたの評価はぐっとあがるだろう。

 

そして最もやっていはいけいないことは

「おかしいと思ったことをやり続けること」これをやることが一番いけない。

遅かれ早かれなくなることをやり続けることは

たとえ一時的なメリットを得ることはできても長くは続かず

世間の評価はもちろん、自分の良心をもいためることになるだろう。

「おかしなことをやり続けるリスク」これが極めて大きくなっているのが

SNSなどの発展した今の時代だと私は思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

組織に悪影響を及ぼす人への対応について

 日々生活をしている中で

 組織に全く属さない人は稀だろう。

 

組織
  1. 《名・ス他》
    ある目的を目指し、幾つかの物とか何人かの人とかで形作られる、秩序のある全体。そういう全体としてのまとまりを作ること。

     
また、その組み立て方
 
 
 
そう組織には目的がある。
集団は仲良しの集まりでも良いが組織はなんらかの目的を目指して作られるものだ。
 
これまた、すべての人に当てはまると思うが
ひとつの目的を達成されるための組織なのにもかかわらず
明らかに悪影響を及ぼすメンバーがいることも事実だ。
 
例えば会社組織などでいうと
  1. 言われた資料を納期までに作らない
  2. 会議の時間に遅れてくる
  3. アドバイスに耳を貸さない
  4. コミュニケーションの際の態度(目を合わせない、返事をしない等)

こんなものがあるのではないだろうか?

 

いわゆる「スキル」=「営業活動」「資料作成」「プレゼンテーション」のレベルの差は許容できることがあっても

「スタンス」=「人の話に頷く」「目を見て話す」「言い訳をしない」といった人への対応はなかなか難しいものがある。

 

とうのも組織のメンバーに対する「公平感」を重視する際に

求めるスタンスに達していないメンバーに対して手厚くフォローすることは

仕事をしっかりとこなしているメンバーからすると当然面白くない。

「なんであいつには甘いんだ」という気持ちから組織に不協和音が発生することは

想像するに難くない

 

しかしながらこういう局面に直面したことがない人の方が少ないだろう。

こうした時のステップは以下の通りになる。

 

  1. 問題ある態度について示唆をする
  2. 問題ある態度を実施した際の、そのメンバーのリスクを具体的に伝える
  3. 期待にそった態度を実施した際の、そのメンバーの輝いている姿を想像し
    そうなってくれたら嬉しいと伝える
  4. チェックポイントを明確にしその都度良い悪いを伝える
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  5. メンバーが悪いスタンスになってしまって原因を
    自分の態度、言動に求める
  6. メンバー毎の個性、動機、成長速度を理解しその上で接する
  7. 今のままでは後がないことを伝え、期限を切る

 

こんなところであろうか

1〜4について

いわゆる「話せばわかる」の状態だ。

基本的にはこちら側の言語コミュニケーションに問題があることを認識し

それを改善するというシンプルな作業だ。

この際に重視されるのは相手にとってのメリットを完結に伝えられる

コミュニケーション力だ。

だいたいのビジネス本はこのあたりで完結していることが多い。

 

5〜6について

いわゆる「何度はなしてもわからない状態」だ

同じことを繰り返す、改善される余地がない そのような状態だ。

私もこのような事態に何度も直面し、数多く悩んだ。

組織が求めるレベルに達さない場合、当然ながら雇用は打ち切られるし

求めるレベルにない人の給与は下げざるを得ない

(実はさらに問題なのは雇用形態の問題で、それ以上給与をさげられない時だ)

 

こんな暗礁に乗り上げた際の対処については今から述べる。

 

まず会話をする土台が相手と作られているかどうか?

ビジネスだから、人の話を聞くことが当たり前だと思っているあなた

それは当たり前ではありません。

*もちろん 聞くことはただしいことでそれは素晴らしいことです。

あなたの勝手な思い込みです。

目の前にいるメンバーは あなたの「言葉遣い」「服装」「行動」「表情」

それを踏まえた上であなたの話を聞くのか総合的に無意識に判断しています。

例えば、昔嫌いだった人に似ているから話を聞きたくないとか

声が生理的に嫌だから この人の話は聞きたくないとか

Bさんと話している時は楽しそうなのに私と話している時は楽しそうでないとか

Cさんとは飲みに行っているが私とはいっていない

どうせCさんの事を評価しているのだろうから私はやらない

 

といった身勝手にも思える、彼、彼女なりのロジックで聞く聞かないを

判断している可能性がある。

 

社会人なのでそのくらい大人になってくれよと思うあなた。

あなたの考え方はごもっともだ。

しかしながら、何度話をしても改善されなかった方人ではないだろうか。

上記のような考え方を持っている可能性は否定できません。

 

たとえば、あなた自身にも経験があるのではないだろうか?

あなたが尊敬している方や好きなスポーツ選手が

誰かからすごく悪口を言われていた。

良い気分はしませんよね。

それによって悪口を言っていた方の事を嫌いになるかもしれない。

そして悪口を言った当人も何の意識もしていないだろう。

そんな事が日常で起こっている可能性がある。

 

とはいえ、そんな未熟なスタンスの方に合わせたら

組織がおかしくなると思うあなた、その意見はごもっともです。

しかしながら他のメンバーには「未熟なスタンス」に引っ張られないようになって

もらうことの方が大事なのではないだろうか?

組織には様々な人がいます。

そのなかで一喜一憂することは果たして正しい姿なのだろうか?

特に期待ができるメンバーに対しては引っ張られないよう指導すべきではないか?

 

まとめると

悪影響を及ぼすメンバーへの接し方

→あなたのオフィシャル、アンオフィシャルな言動が

そのメンバーが話をきかない原因となっている可能性がある。

自らを見直そう。(とても難しいですが)

→具体的に 自ら声をかけましょう 傾聴に徹す

      成長のスピードはそれぞれ違うことを認める

 

きっとあなたの心にある「こうあらねばならない」ということはとても素晴らしいものであるに違いない。しかしながら人は様々な動機、価値観で生きている。

そこをしっかりと認識をして舵取りをしていきたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

ITに代替されない営業の話

営業の仕事がどんどんITに代替されている。

 

営業の仕事というとどんなことをイメージされるだろう?

  • 見積もり作成
  • 商品の案内
  • データの提供

他にもあるが、これに付随する業務を思い浮かべる人も多いだろう。

 

昔であれば対面(orアナログな作業)でないとできなかった上記の業務が

ITの進化によってどんどん営業を介さずにできるようになっている。

こういった業務がなくなることによって

付加価値のない営業マンはどんどん淘汰されていくことだろう。

 

スマートフォンを開いて 気になる言葉を検索すれば

それを解決できる商品が掲載されえいて、問い合わせボタンで資料請求

あとはその商品なりサービスが必要かどうかは顧客が決めてくれる。

 

実際にあなたが物を買うときのことを思い浮かべてもらいたい

気になるものを店員や営業から勧められて購入したことは劇的に減っただろう。

amazon や カカクコムなどを確認し値段を比較した上で

購入をすることが増えているはずだ。

単なる商品やサービスの比較はもう簡単にでてきてしまう時代なのだ。

 

しかしながら生き残る営業マンがいる。

こちらの記事をご覧になっていただきたい。

viibar.com

 

端的言うと、インターネットの普及にあいまって

流通している情報量は人間が処理できないレベルまで増大しているのだ。

私のブログもそうだが、個人が簡単に情報発信ができるようになった。

その中で全ての情報を知ることは不可能に近い。

ふた昔前であれば、新聞を2〜3紙、あとは雑誌を同じ程度読んでいれば

世の中のほとんどの出来事に対して大きな顔ができたのではないだろうか?

 

さて、そんな時代に営業はどうすれば良いのだろうか?

実は答えは割と簡単にでている。

企業や個人が購買する際の意思決定はずっと昔から変わらない。

結局は人が買うのだ。

さらに言うと曖昧な人の心が決めるのだ。

 

例えば、接待がある時にあなたならどうするだろう?

①hotpepparで探す

②食ベログで探す

③知人に聞く

④下見に足を運ぶ

⑤取引先のパーソナルな情報を調べる

様々あるはずだ。

 

②〜⑤は全てやらなければいけない。

*本当はもっともっとやる必要があるがここでは割愛

同じ接待という場であっても人によってクオリティーは大きく異なってくる。

そして取引先はそのクオリティに感情を揺さぶられる。

また、その段取りの様子から仕事の段取りを想像する。

段取りを見ることにより

その仕事を頼んだ時にどれだけスムーズに終えることができるのかを

確認することができるのだ。

当然ながら人間はもたつくことを嫌がる。

段取りの良い仕事に対してはお金を払っても良いと考えている人は多くいるのだ。

 

ここで終わりではない。

実はこの段取りの良さというのは、実は取引先にとっての都合の良さと言い換える

ことができるかもしれない。

 

先ほどの接待の際の準備の③で知人に聞くという項目をあえていれた。

なぜここで知人に聞くのだろう??

それはその知人に聞けば、今の悩み=接待においてどのようなお店がよくて2次回ではどこにいけば良いかを都合よく教えてくれるのではないかと期待をしているのだ。

 

世の中にこれだけ参考書が溢れているのに塾がなくならいのはなぜだろう?

それは塾の講師に聞けば、自分のわからないことが 早く、正確にわかるからだ。

自分で参考書の該当箇所を探す必要もない。

簡単にいうと都合が良いのだ。

 

営業がなくならい理由もそこだろう。

①手間受け=スムーズな導入の手助け、何かトラブルがあった時に対応してくれる

②事例の提案=同じような企業が導入した時の具体的な事例を教えてくれる

③期待を超える提案=企業の悩みに対して、想像もつかなかった解決策を

          教えてくれる

④応用事例の相談=今後さらなる課題が起こった時の解決策を教えてくれる

 

商品案内の営業は必要なくとも

付加価値を提供してくれる営業の価値はこれからどんどん高騰していくだろう。

 

何も難しいことではない。

◯◯のことならあいつに聞け そう言われることを増やしていけば良いのだ。

資格などのだいそれたことではない。

会社内におけるあるひとつの作業でも良い。

何かひとつで「あいつに聞こう」をう思われるものができると

あなたの市場価値はどんどんあがっていくはずだ。

もちろん ITに代替されることはないだろう。

あなたに聞く方が 早く 正確で 理解が深まるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職場におけるリーダーシップとは何か

リーダーシップ 

というビッグワードで記事をUPしたいと思います。

 

昨今もリーダーシップについて書かれた本は数多く出版されております。

例えばプロ野球で言うとその年に優勝した監督がもれなく

リーダーシップについての本を出す傾向があります。

 

采配

采配

 

 

 

「最高のチーム」の作り方

「最高のチーム」の作り方

 

 

 

一般的なリーダーシップの考えでいうと

  • カリスマ性がある
  • 圧倒的な業績をあげることができる
  • メンバーからの信頼が厚い
  • 細かいこともなんでもできる
  • スーパーマン

といったイメージが今尚もって強いと思います。

対論としては

  • 弱さを見せる
  • 本音を吐く
  • それでもやりたい意欲がある
  • 小さなことに目を瞑ってもらえる人間性

といったリーダーも最近の像としては現れております。

 

私は2008年に大卒で社会人になった人間ですが

実は当時求められていたリーダーシップと

2017年現在求めらえているリーダーシップは大きく違います。

 

2008年当時

  • 業績は最大限あげる
  • 細かなことも完璧
  • 会話も面白く人間的にも魅力的
  • 厳しいことをズバッと言える

ざっというと、こんなリーダーシップが求められておりました。

さらにいうとこんなスーパーマンみたいな人が実際にいたかというと。。。。。

いたんです!!

私が新人ということもありましたが本当にかっこよく、

みんなの憧れのリーダーでした。

 

2017年現在

大きく変わってきています。

  • 業績は必要だが最大限ではない(だがそれよりも重視されるものがありそう)
  • 細かなことなどは協業してメンバーにサポートしてもらう
  • 厳しいことをいうよりもヤル気を出すようなコミュニケーションを求められる

 

カリスマ的な引っ張っていくリーダーシップよりも

みんなを押し上げ、取り残されるものがでてこないリーダーシップが求められている

ようになってきています。

 

なぜこのようになってきたのでしょうか??

私は「技術革新」が最も大きな要因だと思います。

 

この10年で生活を変貌させた最大の技術革新はもちろん「スマートフォン」です。

たぶんスマートフォンが存在しない世界のノマドワーカーってこんな感じ | 菊池良の「やってみた」

 

スマートフォンができたおかげで

それまで家でやらなければいけなかった「調べ物」や「暇つぶし」が

24時間どこでもできるようになりました。

メールも当然24時間当然チェックが可能となり、LINEやSMSでメールよりも

簡単なテキストメッセージが交換できるようになりました。

またそれに伴い、成果の可視化などもお手軽にできるようになりました。

 

それまでの業務というものは

  • 時間を使って調べ物をし
  • 時間を使ってデータを集計し
  • 時間を使って企画を考え
  • 時間をかけて顧客と関係性を築く

ということが主流でした。

 

そこで結果として起こっていたことは

時間をかければかけた人ほど、他者と差別化を実現することができ

それが成果に結びついていたということです。

 

確かに振り返ってみると

昔のリーダーたちはみなハードワーカーでした。

夜も10時11時まで働き、最初に出社し最後に退社する。

そんな方々が尊敬を勝ち得ていたような気がします。

 

また顧客(社内、社外は問わない)に対しては

提案そのものももちろん大事ですが提案よりも頑張りを

評価された時代だと記憶しています。

*頑張って資料を作ってくれた(例えば夜12時にメールをする)

*急な無茶振りに応えてくれた

*飲み会の席で上司や顧客の好きな飲み物を覚えておく

 

しかしながら現代では「成果」が可視化されやすい時代となりました。

いかに気に入られようが、時間をかけようが、成果をでないものは評価ができません。

 

また、調べ物などにおいて差別化を図ることは事実上難しい世界になりました。

だいたいの人が調べ物をする際にgoogle

何回かワードを入れ替えて検索する程度です。

*逆に本当に重要なネットにでないことを知っている人は

重宝される時代になったと思っております。

 

過去の成功パターンとはつまり

多くの時間と熱量を割いた人が成功しやすいシステムであり

それができる人間のことをリーダーシップがある人間と評価していたのでしょう。

 

それでは今の成功パターンとは何でしょう?

成功パターンという確立されたものはまだ出てきておりませんが

 

スマートフォンの登場から

ユーザーの多くは自分の興味ある分野の情報を移動コストや購買コストをかけずに

どんどん仕入れられるようになりました。

こういったユーザーが実はこれからの世界におけるメインの購買者なのです。

 

ユーザーニーズはどんどん多様化していきます。

それは技術の進化が早まれば早まるほどそのスピードは増していくでしょう。

例えば私は最近ニューバランスのスニーカーを購入しましたが

その際の購入プロセスはこのような感じです。

 

ニューバランス購入プロセス

  1. 人からニューバランスの良さを聞く
  2. 店頭でニューバランスのデザインを確認
  3. ニューバランスの種類についてスマホで確認

    www.jimpei.net

  4. 結果店頭にてニューバランスの900番台を購入
    (サイズが合わないことが怖かったので)
  5. 2回目の購入はamazonのセールで欲しいと思っていたカラーが
    販売されていたため

私の場合はこんなプロセスでしたが、ほかにも様々なプロセスがあると思います。

instagramにおいてフォローしているモデルが

ニューバランスで町歩きをしていた。

safariを読んでいるお父さんがその記事を見てニューバランスを新たに購入した。

様々あると思います。

 

ふた昔前はメディアというものはほぼ新聞とテレビと雑誌に限定されていて

TVで放送される→ブームが起こる ということがほぼ日常的に起こっていましたが

最近はそれもめっきり落ち着きました。

 

このような多様化にキャッチアップするには

おそらく従業員の方の興味関心が持てる分野において

おおいにリフレッシュしてもらい

その内容を会社に向けてフィードバックしてもらうことが

一番に必要なのではないでしょうか?

 

このような具体的な知見をもつことこそが

ビジネスマンとして他者と差別化する一番のポイントになると考えられます。

 

以前のリーダーシップは

時間の投下と情熱の投下によることを一番の差別化要因としていたが

 

これからのリーダシップは

個性の理解とキャッチアップが差別化要因になってくると解釈しています。

個性の理解はそのままモチベートにもつながり、様々な個性を認め合える文化は

さらなるシナジーを生むことでしょう。

 

そんなリーダーシップが今は求められている時代なのかなと

個人的には考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事とお金と健康と

久しぶりに休みの日にPCを開きました。

スマホが普及してからというもの

めっきりとPCを開く機会が減ったなと思います。

とはいえ何か物を書いたり調べたりする際には

スマホだけではちょっと情報の整理がうまくいかないので

PCから更新をさせていただきます。

 

私のスペック

2017年1月時点で32歳の男性独身

年収は800万ちょっと。

資産は株含めると1600万円程度あります。

まぁ世間的には割と恵まれた方ではあると思いますがさして

珍しいスペックではありません。

 

またちょうど世代的に多いですが

今後独立をしたいと考えている年齢です。

*自分の周りにも本当独立する人が増えたなぁと思います。

 

独立をするにあたっての最悪のプランを考えてみました。

そんなに経済的な欲は強くないので先に最悪の方から考えています。

 

①事業失敗&経済苦

自分の事業が全く軌道にのらず収入が途絶えた状態

②事業失敗&健康苦

何かしらの病を抱えることにより収入が途絶えた状態

 

私個人としては事業が軌道に乗るまでは絶対に借金はしないつもりでおります。

*もちろんこれで行ける!となった時には積極的にするつもりですが。。

 

そう考えた時に考えられるケース

①事業失敗&経済苦

→再度就職活動を実施し一般企業に再就職

→いわゆる全国大手などへの再就職は難しいかもしれない。

→貯金や企業の看板などがなくなり、周りの人からの目がちょっと痛いかも。

*年収ベースでは400万円から500万円が良いところでしょう。

まぁせいぜいそんなもんです。

 

②事業失敗&経済苦&健康苦

上記に健康の問題が入ってくるときついものがありますね。

健康でないとすることは限られます。

 

経済的に守ってくれるもの→健康保険

実は調べていてわかったのですが、不意の病気や事故などで高額な医療費が

必要になった際には

日本には自己負担は月額の上限が決まっている制度があるんですね。

「高額医療費」

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030

だいたい今の私の年収であれば上限は44,400円程度です。

日本の医療制度は恵まれていると感じました。

*何かあった時に50,000円程出る保険に入っていればさらに安心ですね。

あるかどうかはわかりませんが。。。

 

こちら厚生労働省発表の年齢別の死因です。

45歳以上は悪性新生物=ガンが圧倒的ですが

それ以下の年齢は「自殺」なんですね。。。。ショックです。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html

 

取り急ぎ一番ケアしなければいけないのはガンに対する対策ですね。

こちらはこの本が役に立ちました。 

むだ死にしない技術

むだ死にしない技術

 

 おおまかに言うと

①日本人はガン保険に入るがガン検診にいかない

②ピロリ菌は今すぐにでも検査しろ(胃がんの原因はほとんどピロリ菌)

歯周病は万病の元

ということでした。

 

①について

早速私が住んでいる札幌で調べましたが

これくらいで検診は受けられるみたいです。

http://hokkaido-taigan.jp/検診料金/

全部受けても2万円でお釣りがくる程度ですね。

 

②について

簡単にネットで検査ができるようなので早速注文しました

 

 

③について

歯周病は万病の元だそうでどうやら

歯周病の菌が体中に蔓延して様々な病気の原因になっている模様。

また歯周病はインフルエンザウイルスのように自然治癒で治るものではなく

治療をしないと絶対に治らないもののようです。

 

早速これ買いました。

歯磨きが楽しくなりますね。

 

フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー イージークリーン HX6520/50

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肺ガンや子宮頸ガンについての話もありましたが

私には直接関係ないところでしたのでいったん割愛させていただきます。

 

簡単に言うと以上になります。

病気や事故については本当にいつなるかわからない忙しいものですが。

現在自分でできることをしっかりやればその可能性はかなり低くなりそうです。

 

また、さらに言うと例え事業に失敗し健康を害したとしても

日本の制度に対して真面目に生きていれば

野たれ死ぬといったことはなさそうです。

 

そしてなによりも20代〜45歳までの死因の第1位が自殺というように

病気や事故を心配するよりも

希望を持ち続けることが大事だと言うことがわかりました。

また一緒の時間をすごすことができる家族や友達も本当に大切ですね。

 

会社組織を離れることの一番のリスクは

定期的な給与がなくなることもありますが

それよりも、人的なネットワークの喪失のような気がします。

もちろん誠実に仕事をしていれば

そのようなネットワークはいつの間にかできているはずです。

 

調べることによって

どんどん不安が軽減されていくことがわかります。

もちろん、そんなリスクばかり考える人間が成功するわけない

という意見があるのも重々承知です。

しかしながら誠実に準備をして事に臨むことは

自分自信の不安を消す事ができますし

周りの人を不安にさせる事も少なくなるでしょう。

人はエイヤーで飛び込まなければいけない時があることも重々知っておりますが

できるだけ準備をした上でこの人生の航海を泳いでいくことも

大事だと思います。

 

今日は以上になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ始めました

ブログ始めました

 

おそらくブログの数だけあるこの何の変哲のないタイトルからブログを始めてみます。

僕とブログの歴史はもう10年以上前にさかのぼります。

世はホリエモン全盛期

インターネットって色々できるんだぜという世の中で出てきたのが

このブログでした。

ホームページは敷居が高いけどブログなら

という形で乱立したことを昨日のことのように覚えています。

 

世の中にまだソーシャルメディアという言葉がないころ

ブログ⇒ mixitwitterFacebook

といったようにこの10年で多くのサービスのはやりすたりがありました。

 

それでもこのブログという

いわば最も古典的なサービスが残っているとはどういうことなのでしょう?

きっとこれは人につながる云々ではなく

自分の考えをまとめたり、それを世に発信することでFBを得たいという

動機に直にマッチすのがブログだからだと思います。

 

私もそんなブログの特性を生かし

思考のまとめと読者の方にとって有用な情報を書いていきたいと思います。

 

出来うる限り多く更新したいと思っております。

なにとぞよろしくお願いいたします。